飯能ISA公募重要書類「虚偽」疑惑!公募要領で虚偽書類提出は「公募失格」に!

(一社)飯能インターナショナルスポーツアカデミー(飯能ISA) が事業公募に提出した重要書類に「虚偽」疑惑が有ります。
①「太陽光発電所収支シミュレーション」
②阿須山中への進入路計画(案)

この2つの公募提案書類は飯能ISAの事業提案の根幹を為すものです。

阿須山中 公募要領に;
(5)公募に関する留意事項
ウ:虚偽の記載をした場合の取扱い
事業者が提出した書類に虚偽があった場合は失格とします。

と有ります。


先ず、このブログでは、飯能ISAの事業収支計画書の虚偽について取り上げます。

A:「太陽光発電所収支シミュレーション」
次は飯能ISAが公募提出書類です。

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B:「阿須山中土地有効活用事業事業収支」
次は「阿須山中土地有効活用事業事業収支」とされていて、飯能ISAが林地開発認可後に提出した書類です。
情報開示では殆ど部分が黒塗りとされています。

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1つの書類は黒塗りにはされて居ますが、これ等2つの書類は一見して明らかなように、様式、項目が全く違っています。
公募提出のものには:収入、支払、返済、借入残高
変更後のものは:収入計(売上)、支払計(原価)
となっていて、

変更後のものには、返済、借入残高の項目が有りません。

この事は、公募時事業収支計画では「事業資金の借入を行い、これを返済して行く」との計画が変更時には「事業資金の借入は無く、返済も無い」と計画が全く異なっている事になります。

ここで、公募要領を見ると。

4.事業者の資格要件
(1)資格要件
「本公募に応募できる者は、提案した内容を自ら実現することができる企画力、技術力、資金力、経営能力、長期にわたる事業を展開できる継続性を有しており、以下省略」

と、有ります。

つまり事業応募者は「提案した内容を自ら実現することができる企画力、技術力、資金力、経営能力、長期にわたる事業を展開できる継続性を有しており」と有り、事業収支計画では、特に、この「資金力」を有する事を示す必要が有りました。

この為飯能ISAは虚偽の事業収支計画を作成し、自ら事業資金の借入が可能で、公募要領が求める「資金力」を示した事が疑われます。

 

変更後の事業収支計画に「借入、返済」が無いと言う事は、事業資金は飯能ISAが調達するので無く、太陽光発電事業の飯能ISAからの請負先が行い、飯能ISAは所謂「名義貸し」、事業用地に付いて言えば、飯能市から飯能ISAが借りた借地を、この太陽光発電事業の請負先に飯能ISAは、その借地を使用させる、平たく言えば、「又貸し」、つまり実質的な「転借」を行うだけ、となると言えるのではないでしょうか。

これは、
公募要領
5.活用条件
(5)その他
ア. 権利の譲渡等の禁止
「賃借契約に係わる権利を他人に譲渡し、転貸し、担保に供し、又は使用させることはできません。ただし、市と協議し審査を経た上で可能となった場合は、この限りではありません。」

に係わり、「実質的転貸し、他人に使用される事」と言えます。

公募要領が求める、
「市との協議し審査」は行われていません」

重大な公募要領違反に抵触します。

飯能ISAは意図的に虚偽の「太陽光発電所収支シミュレーション」を公募書類として提出し、実際は、変更後に提出の「阿須山中土地有効活用事業事業収支」の様な事業展開を行うと言う、虚偽行為の疑いが濃厚です。

この場合、再度、参照しますが、

阿須山中 公募要領に;
(5)公募に関する留意事項
ウ:虚偽の記載をした場合の取扱い
事業者が提出した書類に虚偽があった場合は失格とします。
と有り、

(一社)飯能インターナショナルスポーツアカデミー(飯能ISA)

の公募当選は失格とされる重要な検討案件と言えます。